みっちょんの浮世話

こんな仕事をしていると、様々な人に出会う。

今日は、名誉毀損で民事訴訟を起こすという人に話を聞いた。
だからふと、名誉毀損についてちょっと考えてみた。

私たちは、いろんな人たちを取材して
その取り組みの良い点、悪い点を考えて、
その人の主張をできるだけ反映させたいと考える。
見る人の感情や、どんな反論がでるか様々な視点からあゆることを考える。

私の責任だし、デスクの責任、そして局の責任がかかっているから。

とある人がこんなことを言ったことを思い出した。
「ネットがこれだけ普及していくと、
　誰でも情報を気軽に流すことができる世の中になる。
　そんな世の中になっていいのか」。

その言葉からは、責任の所在ということを感じた。
誰が情報を流したか、誰が読んだか、誰もわからないのは恐ろしい。
・・・・誰かがわかっていると、なおさら恐ろしい。
苦情が言えるのは本当にごく一部の人間。
いえずに悲しんでいる人もいる。

いいことをいっていても、
悪いことをいっていても、

名誉は傷つけられることはある。

ネットがこれだけ普及している世の中
それを食い止めるのは無理だけど、
モラルを持って情報を発信してほしい少なくとも私はそうなろうと感じた。

（購入した一眼レフのデジで撮影、我が家の撫子）